SPECIAL 遺言書のポイント

あなたの想いを伝える
最期のメッセージ

遺言書は財産を誰にどれだけ引き継ぐかなど、あなたの想いを家族に残すことができる最期のメッセージです。ご自身の率直な気持ちを大事にしながら、作っていきましょう。

ただ、どれだけ心を込めて遺言書を作っても、遺言書に不備がある場合や、相続人などが遺言の内容に従わないと判断した場合は、遺言書の効力は消えてしまいます。

遺言書は法律の様式に従って作ることが必要です。正しい遺言書を作るために、私たちがお手伝いいたします。
こちらでは被相続人と相続人の両方が納得のいく遺言書を作成するまでのポイントをご紹介いたします。

  • Point.01 相続人を把握する

    まずはご自身の相続人を確認しましょう。推定相続人・法定相続人を認識しておくことで、たくさんのメリットがあります。

    相続人とは、配偶者や血族のこと。
    推定相続人は相続が開始する前の相続人、法定相続人は相続開始後の相続人をそれぞれ指します。

    遺言書がない場合の相続分を確認しておくことが重要です。相続人がもらえる財産として保証されている「遺留分」の算定の際も、大切になってきます。

    仮に、法定相続分通りの財産分与で問題ない場合は、遺言書を作成する必要がないことも判明します。

    Point.01
  • Point.02 相続する財産の確認をする

    皆さんは、「財産」にどのようなイメージを持っていますか?

    現金、土地、家、家具など、相続した場合プラスになるようなものを想像するかもしれません。しかし、財産にはマイナスになるようなものもあります。例えば借金や未払金などがあり、プラスになる財産もマイナスになる財産も、基本的には同じように相続しなければなりません。

    財産の中には想定以上に価値が高くなることもあり、その場合はのちに遺留分の割合で揉めてしまう可能性も出てきます。

    トラブルを防ぐためにも、ご自身が相続する財産に何があるのか事前に確認しておきましょう。

    Point.02
  • Point.03 財産をどう引き継ぐかを決める

    ご自身の財産をどう引き継がせたいか、考えておくことも大事です。

    誰に何をどのくらい相続するかについて、財産の詳細を確認しながら決めていく必要があります。

    引き継ぐ財産が5年後や10年後、価値が変化するかもしれないことも頭に入れておきましょう。

    自分がいなくなったときどうしていきたいか、シミュレーションすることで後悔せずに財産を相続することができます。

    Point.03
  • Point.04 問題点を洗い出し、
    解決法を考える

    遺産を相続すると、トラブルが発生することがあります。

    不平等な遺産相続による遺留分の侵害や、相続税が高額で払えそうにないなど、起こりうる問題をピックアップし、解決法を考えることが重要です。

    生命保険や家族信託の活用など、相続人が損をしないよう生前からできる対策をしていきましょう。
    また、遺言を必ず実行してもらうために、遺言書作成時などに「遺言執行者」を指定することができます。

    Point.04
  • Point.05 付言事項を残す

    遺言書を作るとき、相続人や相続財産の記載だけではなく、「付言事項」も残すことが重要です。
    付言事項とは、法定外の事項のこと。法的な効果はありません。

    それでも、付言事項はこれまでの感謝や引き継ぐ財産に対する想いを伝えられ、相続を巡った親族間での争いを防ぐことにもつながります。

    これまでの人生を振り返り、最後に伝えたい気持ちを遺言書につづりましょう。

    Point.05

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